小規模事業者持続化補助金 採択のコツ)|埼玉県川口市の税理士・会計事務所

COLUMN

2024.03.19

補助金情報

小規模事業者持続化補助金 採択のコツ

 

小規模事業者持続化補助金の第15回公募が3月14日に締め切られました。今回も、最大200万円の補助、補助率最大3分の2と比較的取り組みかいのある補助金でした。また第14回は採択率も60%を超え、狙いやすい補助金といえます。
この後、第16回以降も続くことが予定されておりますので、取り組みを予定されている方でご不安がある方は、是非お問い合わせください。

今回は、こちらの補助金の採択確率を高めるコツのようなものをご紹介したいと思います。こちらの補助金に限らず全ての補助金について言えることだと思いますので、是非参考になさっていただきたいところです。

①小規模事業者持続化補助金計画書の採点方法について

先ずは補助金の採択のプロセスで、どのように計画書が評価されているかについてお話しします。
通常は、当該補助金の事務局から中小企業診断士へ委託があり、委託を受けた中小企業診断士が採点をしていることが多いようです。中小企業診断士の好みもあり、その好みに合致するか否かという運的な要素も多少はありますが、通常は1件の申請に対して複数名で採点しており、その平均点の上位から採択されているようですので、運的な要素は、ほぼ排除されるものと考えてよいでしょう。

上記の通り、中小企業の経営に関する専門家が計画書を採点するのですが、もちろん専門家の知見に依存するだけではなく、一定の採点基準がどの補助金にも存在します。

②採点基準と政策目的から考えられる計画書の記載ポイント

小規模事業者持続化補助金にも採択基準は存在し、それと補助金の政策目的を検討すると以下がしっかりと記載されている計画書は採択率が高まるようです。

・具体的で実現可能性が高い

これは、どの補助金に対しても共通して言える採点基準です。「どういった背景があって、何をしたいか。それを実施できる実力があるか。実施した結果、実現できるストーリーが感じられるか。」について、詳細に記述します。
ポイントは、自身の業界でのポジションや実力を証明する何かを具体的に示すことです。
また、実施すべき背景(世間の状況・需要など)を数値を用いてグラフなどで示すことも大切です。

・事業が地域社会へ役に立つか

ここが最難関になると思われます。通常利益を追求する商売において地域に対する貢献はなかなか難しいところです。しかし、役に立たない事業はないでしょうから、そのお役立ちを無理やりにでも捻出することが大切です。皆さんここであきらめてしまうのですが、ほんの少しでも記載があれば他の計画書と圧倒的な差が出てきます。採点もつけやすい項目です。

・事業拡大の可能性

この事業を実施することで、他の事業と結びつくことや、社会的な需要から相当伸びることが期待されることを「数字を用いて」説得することが大切です。

③まとめ(最も大切なこと)

以上3点が小規模事業者持続化補助金で採択されるポイントだと私は考えております。このポイントを意識した計画書を作ることがまずは大切なのですが、もっとも重要な点は「読む相手を意識する」ことだと考えます。どんな補助金も人が採点しますので、相手の頭にスッと入っていくストーリーや納得感が演出できているか、そういった定性的な観点が根底には大切でしょう。そのあたりの質感の向上については改めてご紹介をしたいと思います。

記:中山

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